トラックドライバーを日々している中で取引先と1番密接な関係にあるリフトマン。
彼らの多くが元トラックドライバーの経歴を持っています。
そこでこの記事ではフォークリフトの仕事内容〜給料事情、わたしの独断と偏見も乗せた記事になっています。w
トラックドライバーを辞めたい。
辞めようか考えている方はもちろん、未経験からリフトマンになる方にも参考になると思いますので最後まで読んでもらえたらうれしいです。
フォークリフト仕事内容
リフトマンの仕事は荷物の移動がほとんどですが、その他の仕事も付帯されてますので紹介します。
積み込み、荷下ろし
ドライバーの持ってきた荷物を搬入したり積み込み時に荷台に荷物を入れる作業です。
時間指定なら荷物の段取りができるのですが、基本は待ちのスタイルが多いのではないでしょうか。
キツイのは続けざまにトラックが来るとイラつきます。w
来ないときは全然来ないんですけどね。
まるで時間を合わせているのかな?と思うほど。
リフトマンあるあるです。w
ピッキング、検針、検品作業
荷物の数量を確認して中身をチェックして倉庫内に保管します。
荷物を扱うのは自分だけではないので荷物によりラップを巻いて固定して破損させないようにします。
安全運転の配慮
フォークリフトは荷物、人身事故も多いので、どの企業も安全管理は徹底しています。
特にバック走行する時は指差し呼称する会社が多いですね。
楽な作業と思いきや気を抜くと豪快に破損事故を起こすので注意は必要です。
フォークリフトの種類
色んな種類のフォークリフトがありますが下記の2つが基本となりますのでコレに乗れたら問題ないです。
カウンターバランスフォークリフト
座って乗るタイプ
倉庫内、外どちらでも運用されますが外の現場で乗る事が多いです。
爪の伸縮ができないので狭い場所では若干不利になります。
爪のスライド機能が付いてないリフトもあるので慣れるまで時間がかかります。
リーチカウンター
立って乗るタイプ
主に地面の凹凸がない倉庫内で乗ります。
もちろん外の現場でも乗りますがカウンターと違いタイヤからの衝撃は強い。
爪の伸縮ができるので狭い場所での作業を得意としています。
カウンターと比べて高い荷物を扱う場合は、、安定感が少し悪いのでカウンターで慣れてる人は少し手間かも知れないですね。
リフトマンでも両方乗れますが好みは別れますw
わたしはリーチの方が好きですね。
給料
17万~30万
残業による給料の差額が激しい。
現在はどの会社も残業には厳しいので旨味は少ないかも知れないですが、
繁忙期はシンプルに荷物に溺れます。w
仕事が出来るリフトマンの特徴
ドライバー時代に体を壊してリフトマンへ
大抵の場合このパターンでやむなくリフトマンに転職する方が多いです。
トラックドライバー時代の仕事内容を聞く中で共通しているのが、
- 寝れない
- 休憩出来ない
- 仕事が忙し過ぎる
- 給料は良いがシンドイし割に合わない
はい超絶ブラックですね。
とはいえ昔のトラックドライバーはどこの運送会社でもこんな感じです。
むしろそれが普通。
運送業以外の業界も長時間残業が当たり前の時代でしたから。
仕事が速い
常にキャパオーバーの中で仕事をしてきた猛者ですので、仕事の段取り、要領が体に染み込んでます。
なので自分のテリトリーの荷物は瞬時に判断できますので普通に仕事していてもスゴイ早い。
できるリフトマンは
- パレットの段取り
- 格納場所の段取り
- 安全管理ちゃんとしてる
- 事故を起こさない
が徹底してます。
「俺でなきゃ見逃しちゃうね」???
荷物の積み下ろし作業もドライバーの仕事の早さに応じて丁度良いタイミングで仕事してくれますので、ドライバーもスムーズに積み下ろしが出来ます。
仕事が出来るドライバーには優しい
元ドライバーなのでこのドライバーが仕事ができる、できないの判断が早いのですぐにバレます。
ドライバーもそれを察知して仕事のギアを上げてリフトマンに応えると仲良くなりやすいです。
逆に仕事が遅いドライバーには恐ろしく冷たいです。w
わたしは仕事が遅いので新人の時はよく怒られはしないですが、パレットを入れてくれなかったり、待ちぼうけを食らったりなんかしてましたね。💦
普段から定期で何回も行く取引先は、仲良くなるので仕事がすこしくらい遅くても大した問題にはならないですが、
フリー便で一見さん(単発の仕事)の会社は別。
自分も勝手が分からないので、意識していたのは
- とりあえず声の音量は普段の1.5倍で
- 挨拶はきちんとする
- ハッキリと受け答えする
- いちいち確認する
これをしておけば大体イケますw
新人リフトマンもこれで行けます。w
リフトマンのきついポイント
楽なイメージがあるリフトマンですがそんなことはありません。
きつくなることももちろんあります。
ですがポイントを押さえておけばなんてことはないです。
雨の日はつらい
倉庫内作業なら関係ないですが外の現場は、雨の日は大変です。
リフトは屋根付きですが走行中は意味がありません。
カッパを着用して荷物は絶対濡らしてはダメです。
操作レバーやハンドルもびちゃびちゃになるので走行も気を使います。
夏は暑い、冬は寒い
倉庫内は暑いし外の現場は日差しが痛い。
冷凍倉庫なんかは冬は手足が寒いし、夏は外と気温差が50度~60度も違いますので体調管理がすごく大変です。
常に安全意識
常に流動的に作業をしなくてはならないので、神経を使います。
仕事が途切れると集中力も途切れやすくもなるので注意しないと、簡単に事故を起こしてしまうかもしれません。
ドライバーからリフトマンに転職する上での注意点
仕事が出来過ぎるが故に会社からは評価されにくい
そもそもドライバーの仕事は
- 1人作業
- 基本誰とも絡まない
- 休憩時間は自分で段取り
- 仕事やりきりで後は自由
ですのでそのままリフトマンに置き換えると+α 他の従業員の目を意識しないとぶっちゃけ損をします。
事実、他の従業員からは
- 休憩時間が長い
- いつもラクそう
- 絡みにくい
などのクレームが上司の耳に入り過激な議論が勃発してしまう。
リフトマンの言い分は
- 仕事はキッチリこなしている
- 自分が要領良く段取りして時間短縮してるのに何が悪い?
- 他人の仕事のレベルまで見え過ぎているので飛び火
みたいな感じになり
上司と折り合いが合わず孤立してしまいがちなので非常にもったいないです。w
割とよくあるパターンだと思いますがどうでしょう?
頑固な人が多い
元ドライバーなので
- ここはこう
- これはこれ
- あれはアレ
みたいな、自分の今まで積み上げてきた経験で他人に合わさない、合わす必要もない。
と自分の価値観を他人におしつけてしまうので
「それは違いますよ」
と言われるとイラッとしてしまいます。
わたしも頑固なのですごく共感しちゃいます。w
大抵の場合頑固な人は
- 正義と悪の2パターン
- ゴマスリは絶対無理
- 俺はこんな性格だから
- 今さら改善は無理
と自分で壁を作ってしまっているんですよね。
結局はバランスが大事
組織内で働くのであれば人間関係は非常に大事です。
意固地にならずもう少し、ほんの少しでもいいので他人を理解する思いやりがあれば結果的に自分に帰ってくると思うのですが、(もちろんお互いに)
なかなか難しい部分もありますよね。
でもバランス感覚が良い人は最終的には良い結果に繋がってる人も多いので是非真似をしたいものです。
こんなに稼げる?リフトマンの王道パターン
実際に話を聞いてきたパターンを紹介します。
参考になるかは分からないですが事実こんなリフトマンも大勢いますのでサンプルの1つとして、
ご覧ください。
リフトマンの掛け持ち
ドライバーで配送しているとリフトマンと話しをする機会も多い。
その中でリフトマンを掛け持ちしているリフトマンは多いですね。
日勤+夜勤で50万とか普通に聞きます。
そんなリフトマンは自分の条件に合わせて10何回も転職してます。
行動力がハンパじゃないですw
いつ寝てるの?と聞くと
「仕事中」と返事が返ってきて
笑いましたねw
それでもドライバーの時と比べたら「全然楽。」とも言っているので
シンプルに鉄人て 思います。
リフトマンから役職持ちへ
運送業ではこのパターンも多いです。
- 立ち回りが上手
- 聞き役も上手
- タイミングも味方にする
ただ役職になると途端に仕事しなくなるのはなんでなんですかねアレw
あっもちろん全員じゃないですよ。
💦💦(汗)
派遣会社の社長orトップ幹部
立ち上げからいるので給料も高い。
月60~70万
貰ってると聞いた時はびびりましたね。
その分営業とか人間の手配、取引先のフォロー、
特に派遣社員がいきなり飛ぶのも珍しくないので忙しいと言ってましたね。
まとめ
どの業界でもそうですが、高い給料をもらってる人は絶対います。
共通しているのは、努力して行動している人しかいません。
フォークリフトの免許は取得しやすいのでオススメです。
求人も全国にあり安定しているので働きやすい。
年収アップやキャリアアップの手段としてこの記事が1つの参考としていただけたらうれしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。