こんなにある!?トラックドライバーの給料形態と各種手当を徹底解説!

こんなにある!?トラックドライバーの給料形態と各種手当を徹底解説!

運送会社の給料にはたくさん手当があります。

誰もが1番重要視する給料のことなので、

これから運転手をしようか悩んでいる人にとって運送会社を選ぶ目安になるかと思いますので1つのサンプルとして読んでもらえたらと思います。

それではよろしくおねがいします。

給料形態の種類

給料形態のなかには、年俸制や週給制もありますが、運送業では主に下記の3パターンです。

日給月給制

運送会社で1番多く採用されてるイメージです。

運送会社により、もし早く仕事が終わって半日で退勤すればキッチリ引かれる運送会社もあるので入社する前に聞いておきたいポイントでもある。

月給

月給+歩合手当などの運送会社も多くあります。

個人的には1番オススメです。

そもそも運転手の基本給は安いです。

目安としては8万円〜14万円ぐらいの基本給が多いのではないでしょうか?

有給を使うにしても基本給が安いので運転手はぶっちゃけ損です。

時給制

意外と多くあります。

実際に知り合いの運転手に話しを聞くと、会社によっては作業中(積み込み、荷下ろし、ピッキング)は時給がアップする運送会社もあるので、仕事が遅い運転手ほど給料が高くなる矛盾が発生してしまいます。

仕事が早い運転手と遅い運転手と毎日2時間の差があるとして、それが1ヶ月としたら簡単に3〜5万円の差額が付いてしまいます。

なので仕事が早い運転手もゆっくり作業するのですが、今までの流れやリズムが体に染み込んでいるので簡単には変えられないドライバーが多いです。

しかも仕事が早い運転手は仕事の遅い運転手よりめんどくさい仕事の行程を配車される場合が多いので、

仕事が早い運転手からしたら割に合わないですね。

手当の種類

各種手当

分かりやすく目安の手当を書いていますが、運送会社により千差万別です。

なので鵜呑みしない程度で参考にしてくださいね。m(_ _)m

早出、夜間手当

運転手は荷主に合わさなくてはならないので、出勤時間が運行によりバラバラバラです。

割増賃金が手当で入りますが・・・運送業はみなし残業に含まれている場合が多いので、就業規則に明記されてるハズですので確認してくださいね。

無事故無違反手当

目安 3万円〜5万円くらいです。

無事故手当なので事故をしたら吹き飛びます。

無事故手当がある運送会社は大体、免責があります。(自己負担)

入社する前に必ず聞いておきたい最も重要なポイントです。

それともう1点

荷物の破損や少しの車両のかすり傷でも手当が吹き飛ぶ運送会社もあるので注意。

皆勤手当

目安 5000円~

上記の無事故手当とセットで付いてる運送会社もあります。

なので一緒に吹き飛ぶ可能性があります。

営業手当

目安 1万円~3万円

主にセールスドライバーの職種がある運送会社の手当てです。

よほどのことがない限り安定にもらえます。

優良ドライバー報奨金

会社により若干違いがありますが、デジタコの点数が1年、もしくは半年間連続100点満点の場合のみのドライバーがもらえる手当です。

1万円の会社もあれば10万円支給の会社もあります。

金額が大きいと臨時収入なので馬鹿になりません。

が、、、結構100点満点を取るのはむずかしいです。(笑)

規程は各会社で違いますが大抵の場合

  • 速度超過
  • 急ブレーキ
  • 急加速
  • エンジンの回転数オーバー

などのアラーム音が1回でもなると100点満点にはなりません。

トラックの癖もあるので常に意識して運転しないと無理です。。

そもそもこの手当自体がない運送会社がほとんどですのでもしあるのなら良い運送会社ですよ。

もちろん個人の感想です。w

技能手当、資格手当

ユニック車

目安 3000円~

主にユニック車がある運送会社で付く手当です。

フォークリフト作業では貰えないイメージです。(笑)

宿泊手当

目安 3000円~

一泊いくら+ご飯代のセットで付いていることが多い。

自分が乗っている車両の大きさで変わる場合もある。

整備手当、または愛車手当

目安 5000円~

この手当は体感的に基準が微妙です。(笑)

もちろんトラックが大好きな運転手は進んでオイル交換や点検をしますが、

何もしない運転手も居ます(3ヶ月点検や車検の時に整備士に丸投げ)のでハッキリ2極化します。

距離手当

目安 運送会社により規定が細かく違いますので割愛しますm(_ _)m

走った距離に応じて手当が支給されます。

ですので率先して遠回り・・・もとい、高速道路を節約して下道で走るドライバーも多く居ます。

距離を稼ぐために環状道路を周回するドライバーも居ます。

で道路公団から連絡が会社に入る。→ばれてしまう→手当カットされる。

昔はよく聞きましたね。

今はETCが普及していますので「フリーフローアンテナ」があるのでチェックされます。

わざわざ現金利用で走行するトラックは少ないですのでいないでしょうけどね。

件数手当

目安 500円~

普段から少ない件数で仕事している運送会社にある手当。

3件目から付く所もあれば5件目からの所もある。

主に長距離の運送会社特有の手当。

バラ手当

目安 2000円

パレット、カゴ車配送が多い運送会社に付く手当

バラが苦にならない運転手も居ますので率先してやる人も多い。

とはいえ体の負担を考えるとバラとパレットが同じ手当は納得しないですから当然ですよね。

もちろんこれ自体ない運送会社もあります。

ケース手当

上記とあまり変わらないですが、1ケースいくらの計算で手当が付きます。

例えば

パレットの1ケースは0.5円とか1円とか。

バラの荷物は1ケース2円〜4円とか。

塵も積もればですので馬鹿にならないです。

トン数手当

これも上記と似たような手当です。

1キロ0.5円とか。

1トン1000円とか。

運送会社で荷主の荷物によって違うとか。

細かく規定が定められてます。

シート手当

目安 2000円〜1万円(トラックの大きさでも変わるし、1ヶ月単位の運送会社もある。)

箱車と平ボディトラックが混在している運送会社の手当。

平ボディトラックに乗車しているドライバーに支給される。

あまり旨味が少ないイメージがあるのはわたしだけではないハズ。

運転手はあるあるだと思いますが、手当が付いても箱車に乗りたいドライバーは多いと思います。(笑)

夜中手当

目安 1000円〜

センターや倉庫配送では24時間営業している会社もあります。

夜中に着けて荷下ろしや積み込みするので、慣れてないとシンドイです。

慣れてくると、早く荷物を下ろせて早く帰れる段取りができるので、賛否両論になります。

まとめ

もちろん運転手は貰える手当は全部欲しいですが、会社も上手に帳尻をあわせていますので甘くはないです。

とはいえ知っておいても損はしないし、運送会社を選ぶ目安にはなる情報だと思いますので鵜呑みしない程度に参考にしていただければうれしいです。w

最後まで読んで頂きありがとうございます。